屋根部分にソーラーパネルを用いた「ソーラーカーポート」。スペースを無駄なく活用しつつ、電気代削減・発電や売電ができます。ここでは、スカイジャパンの提供するソーラーカーポート・スカイポートTEOについて、魅力やカタログ情報などをまとめています。

引用元:スカイジャパン
(https://sky-sola.com/products/skyport/spt-txd.php)
本体はアルミニウム製で、軽量ながら優れた耐食性と強度を実現しています。屋根勾配は5度に設定され、排水レール方式によって雨水を効率的に処理。これにより、発電効率と防水性能を両立し、経年劣化を抑制します。
また、表面仕上げにはアルマイト処理または塗装が施され、景観に自然に溶け込むデザイン性も兼ね備えています。
スカイポートTEOには10年衝突補償が付帯しており、車両の衝突・風災・雪災・雹災・火災・爆発などによる損害も対象です。架台本体や太陽光モジュールだけでなく、他社製パワーコンディショナや蓄電設備も補償範囲に含まれ、企業利用において安心のサポート体制が整っています。
また、駐車場以外にも、防災拠点や屋根付きイベントスペースなど、多目的利用が可能です。本体にはパワーコンディショナを直接取り付けでき、建物壁に穴を開ける必要がないため、施工性と安全性にも優れた構造となっています。
設計基準風速は38m/s以下、設計垂直積雪量は65cm以下。日本の建築基準に基づく構造設計で、建築確認申請にも対応しています。また、柱位置の調整や高さの変更(約30cmまで)にも柔軟に対応可能で、現場条件に合わせた設計変更が可能です。
| タイプ | 両支持 |
|---|---|
| パネル/モジュール | 両面発電対応モジュール(5度勾配) |
| 素材 | アルミニウム製 |
| 工法 | 公式HPに記載なし |
| 保証 | アルミ架台15年・縦樋1年、衝突補償10年(※) |
| 耐風圧強度 | 38m/s |
| 積雪強度 | 65cm |
| 設置費用 | 公式HPに記載なし |
※保証を受ける際の条件等についてはスカイジャパンへお問い合わせください。
参照元:スカイジャパン(https://sky-sola.com/products/skyport/spt-txd.php)
当編集チームが調査したところ、下記のページからダウンロードが可能なようです。
スカイジャパンのスカイポートTEOは、安全性・耐久性・意匠性を兼ね備えたアルミ製ソーラーカーポートです。工場や物流施設、商業施設の大規模駐車場などで、屋根設置が難しい施設に再エネを導入したい企業に適しているでしょう。
導入を検討している場合は、設置条件や費用を含めて、まずは公式サイトで詳細を確認してみてください。
他製品も含めて検討してみたいなら、下記のページをチェックしてみてください。
ここでは、企業向けに産業用ソーラーカーポートを提供しているメーカー20社の中から、公式HPに事例を掲載している業者を絞り込み、大規模・中規模・小規模という施設の規模に加え、信頼性・柔軟性・低コストと3つの要望別におすすめのメーカーを紹介します。
引用元:カケフ住建(https://kakefujuken.jp/)
別売り
(自由に選択可能)
引用元:ネクストエナジー・アンド・リソース(https://pd.nextenergy.jp/)
セット売り
(両面発電太陽電池モジュール)
【選定条件】
「産業用 ソーラーカーポートメーカー」とGoogle検索して上位表示される企業のうち、
公式HPやカタログに企業向け、産業用といった記載のあるソーラーカーポートを提供している会社をピックアップ。そのなかで、公式HPで確認できる情報を基に以下の要望別で各社を選定しました。
■大規模・信頼性=カケフ住建(100台以上の大規模施設の導入実績があり、環境省優良事例に掲載され建築申請代行が可能な唯一の会社のため)
■中規模・柔軟性=ネクストエナジー・アンド・リソース(11台以上の中規模施設の導入実績があり、公式HPに個別設計に対応している事例を掲載している唯一の会社のため)
■小規模・低コスト=サンエイ工務店(1台からの小規模施設に向けたバリュープランがあり、公式HPにある設置費用が一番安かったため)
(2023年10月5日調査時点)